振り返れば、長く子どもたちと接してきました。
その中で、いつも思うことがあります。
僕の中ではそんなつもりは毛頭ないのだけれど、子ども達が「不公平だ」って感じてしまうことがあるんですね。
理由を聞きますと、やはり、子どものほうが正しい。
つまり、僕という大人側の配慮不足。
そんな場合が多いんです。
しっかりとした理由がない限り、不公平感は生まれてしまいます。
大人は子ども達にとって、大きな力を持っています。
ならば、より慎重で謙虚にならなければ、ならないです。
子どもの口から「不公平だ」って言葉が出た時に、どれだけ耳を傾けられるか。
それによって、僕ら大人は成長できると思います。
だから、皆さん。
おかしいなって思ったら、僕に話してください。
将棋に関わりなくね。
それが、還暦も近づいた僕のエネルギーになるはずです。
よろしくね。