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羽生善治永世7冠の言葉

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永世七冠から国民栄誉賞。

羽生さんの言葉が手元にあります。

運命は勇者に微笑む・・。

 

ここで、子ども棋士の皆さんに考えてもらいたいのは「勇者」って言葉です。

「強者」でも「弱者」でも、「勝者」でも「敗者」でもないのですね。

 

勇者ってなんだろう?
どんな人のことだろう?
って考えてみます。
きっと、その答は、ひとりひとり、違いますよね。
考える方法だって違う。

で、僕は、ひとつ、僕なりの考える方法を思いついているんです。
それはですね。
大きく考えないってことです。
できるだけ小さく考える。
小さく小さく切った場面に応じて考えておくってことなんです。

 

将棋を例にしてみましょう。

負けたときはどういう自分が「勇者」なんだろう?

勝ったときは、どんな態度が「勇者」のそれなんだろう?

対局中は?

対局前は?

 

こんなふうに、小さく考えていく。

もちろん、考えたとおりに行動なんて出来やしません。

 

でもですね。

でも、考えると、目的・目標が生まれてくる場合が多いんです。

 

そしてですね。

僕の場合、その目標とその時の自分を照らし合わせれば、随分、差があるんですね。

で、がーんとくるんですよね。

で、思い直すわけです。

まあいいや。と。

いつかは、目標に達するかも。と。

 

そう考えて、やってきたのが58年なわけです。
で、結論。

やっぱ、羽生さんすごいなあ。

追記
オールアバウトから執筆依頼がありまして。
羽生さんの永世7冠の記事を書くことになりました。
今までも、羽生さんについて、書いています。
お時間ありましたら。
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