昨日紹介した高橋和先生の新しい取り組み<将棋の森>(関連記事)に対し、高橋先生から追伸を頂きました。
ご紹介します。(途中の画像は僕が挿入しました。強調フォントも僕がしました)
大分の皆様、子ども達へ
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九州の皆様のことを思うと、将棋の森の立ち上げもいかがなものかと思いましたが、私がやるべきことはまずしっかりと場所を作り、そこから発信し行くことだと考えました。
将棋の森ができたら、まず最初に今回被災された皆様のためのチャリティーイベントを行いたいと思います。
まだまだ不安な日々ではあるかと思います。早く日常が戻られることをお祈り申し上げます。
大分の子どもたちへ
皆さんこんにちは、女流棋士の高橋和です。私の本「やさしい詰みの形」で
詰将棋の勉強をしていると聞きました。どうもありがとう。とてもうれしいです。
私は今から15年前、ある女の子と出会いました。
その子は「どうやったら将棋が強くなれますか?」と聞いてきました。
「詰将棋を毎日解いたら強くなるよ。約束できる?」と聞くと、
「はい」と言いました。
それから半年後、一通の手紙が来ました。
【将棋の大会で優勝しました。詰将棋毎日解いています】
女の子は本当に約束通り、詰将棋を解いていました。
それから何年か経ち、その女の子は女流プロになり、タイトルをとりました。
女の子の名前は里見香奈さんです。
もし君が強くなりたいと思ったら、毎日詰将棋を解いてみましょう。
誰も褒めてくれないかもしれません。疲れてやりたくない日もあるかもしれません。
でも自分で決めたことをやり遂げる力のある子は必ず強くなれます。
将棋じゃなくてもかまいません。
何か一つ自分がやるぞと決めたことがあったら、是非それを続けてみてください。
「継続は力なり」です。
いつの日か皆さんと対局ができたら嬉しいなと思います。
女流棋士 高橋 和
PS.里見さんはタイトルをとった今でも、毎日詰将棋を解いていますよ。
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みなさん、がんばろうじゃないですか!
僕は56歳ですが、がんばろうと決意を新たにしました。
3日坊主なので、長続きしないかもしれませんが、その時はこのページを見ることにします。
やるぞおっ!