僕の両親は、随分前に逝きました。
かみさんの両親は熊本に2人で住んでいます。
最近、義母が調子を崩しましてね。
そんな事情もあり先日、熊本に里帰りをしました。
看病疲れもあるのか、義父は元気がない。
義理の妹夫婦とも合流しましてね。おいっこも来たんです。
そこで、義父を中心に、おいっこ、かみさん、僕の3世代で将棋大会です。名付けて3世代・炎の5番勝負。
ほんのひとときでしたが、義父は高笑い。
それを見て、すぐれぬ義母も笑顔になりました。
ああ、と思います。
ああ、これが将棋の力なんだなあ。
ああ、これが将棋の本質なんだなあ。
もちろん、勝手な思い込みですよ。
でも考えたのです。
子ども達には、将棋を学んでほしい。
磨き合ってほしい。
でも、僕が考える本質を、僕自身がわすれちゃいけない。
そう考えたのです。