将棋豆知識です。
A君から質問がありました。
「センセ、高木くんと安東君の飛龍戦の大橋流の並べ方を教えてください」
お答えします。
将棋の駒を並べる順序に、きまりはありません。
基本的に個人の自由なんですね。
でも、実は、将棋には「大橋流」と「伊藤流」という2つの駒の並べ方の流儀があるんですね。
第一期飛龍戦の3人(安東佑真くん、小野照記くん、高木滉伸くん)は、大橋流という並べ方をしていました。
たかが駒を並べる順序、どうでもいいよ。
たしかにそうです。
でも、そういう流儀があるという日本文化を知っておくのもいいかもしれません。
なにより、大切なのは駒を並べながら、精神を集中させていくことです。
では、今日は大橋流という並べ方を紹介します。
信長にも認められた大橋宗桂という将棋家元が元祖の大橋流。
下記の図のような順番で駒を並べます。
自陣の下段から真ん中、左右。と並べるんです。
けっこう簡単でしょ。
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